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MGM第4四半期損益拡大、通年ではプラス
[2015年3月27日14時44分]
MGMリゾーツインターナショナルの14年第4四半期は、純損失額が前年同期の5680万ドルから3億4230万ドルへと拡大した。
マカオのゲーミング市場低迷でMGMマカオの売上が前年同期比22.4%減だったことも響いた。売上高も5.1%減の23億8000万ドルだったが、ラスベガス・ストリップでは5.5%の増。また通期では、グループ総売上高が101億ドルと3%のプラスとなった。
同社のミューレン会長は、投資家向けのカンファレンスコールで、1月の「コンシューマー・エレクトロニクスショー」の期間中に、あるグループ客がBellagioでのディナーで30万ドルを支払ったというエピソードを披露。消費が上向いている1つのサインだと語った。
同社は、16年後半に26億ドルを投じた新たなカジノ施設をマカオ・コタイにオープンする予定で、これにより当地で同社が運営するホテル客室数は現在の4倍に、カジノのフロア面積は3倍にそれぞれ拡大。また、アメリカ市場でも、ストリップのさまざまな施設のほか、マサチューセッツ州やメリーランド州に新たなリゾートを建築している。(リゾカジ.com)