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ラスベガス 無料ドリンク提供方法変更
[2016年12月6日11時22分]
米国ラスベガスでは長年、スロット利用客に無料のドリンクを提供するタイミングや頻度はバーテンダーの采配に委ねられてきたが、最近シーザーズやMGM、コスモポリタンなどのカジノで、機械による判定システムの導入が進んでいるようだ。これにより、カジノ側はより確実に一定額をプレイした客だけに無料ドリンクを提供できる。
シーザーズでは無料ドリンクを獲得した客のマシンにグリーンライトがつき、コスモポリタンやMGMではドリンク用のクーポンが発券される。こうしたシステム導入の目的は、ほとんどプレイせずにドリンクの提供だけを受けようとするタダ乗りの客を除外するほか、バーテンダーによるごまかし(現金客に提供したドリンクを無料と偽り、代金を着服する)を防ぐためではないか、という見方もある。
いずれにせよ、コンプの提供方法の変更は売上に影響する可能性もある。トロピカーナ、ゴールデンゲート、ザ・サンズなどを含む多数のカジノでは、現在のところバーテンダーが無料ドリンクを提供するスタイルに変化はみられない。(リゾカジ.com)