カジノ ニュース
カジノ説明会に150人
[2014年10月23日10時1分]
北海道は22日、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)を導入する場合の課題や効果を紹介する説明会を札幌市で開き、観光業関係者や住民ら約150人が参加した。今後、ほかに道内7カ所で開催する。
説明会では、医師がカジノの負の側面とされるギャンブル依存症の症状を解説。家計崩壊のほか、犯罪に走ったり、自殺したりする恐れがあると指摘した。
カジノの専門家は、雇用創出や新たな税財源が確保できる効果の一方、治安悪化など地域に悪影響を及ぼす可能性があると述べた。
道内では小樽、釧路、苫小牧の3市と留寿都村がIR誘致に名乗りを上げており、道は、自然や食べ物を生かした「北海道型IR」の構想を策定すると表明している。(共同)