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土田プロ単独インタビュー「麻雀は道」

[2015年5月3日17時34分]

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「麻雀のすべて」を手掛ける

「麻雀のすべて」を手掛ける

 シグナルトークが運営する麻雀総合サイト「麻雀のすべて」が、開設から約半年を経過し、ボリュームを増してきた。サイト内で講師を務める土田浩翔プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)は、「辞典を作るような作業。伝えたいことのまだ1割ほど」というが、初心者から上級者まで満足できるコンテンツは、300近くにまでなった。近年の麻雀店は苦戦続きなものの、ネット麻雀は好調で、遊技人口そのものは増えているのではという見方もある。土田プロに「麻雀のすべて」で伝えたいことと、リアル・ネットの今後について聞いた。

-「麻雀のすべて」開設のきっかけは

 土田 ノリとしては、「麻雀」と検索した人が、このサイトに行けばなんでも分かるというものを作ろうというのが始まり。でも、何事も網羅は大変で。細かくやっていくとしたら、5~6年はかかるのではと。まだ1割くらい。ほんの触りの部分です。僕個人としては辞典を作る作業なんだなと思っています。こういうのって今まで業界になかったので。

-サイトを通じて伝えたいことは

 土田 一番のポイントは「麻雀に道がある」ということです。イメージは、どうしても賭けとか勝負事、勝ち負けに行きがち。麻雀を打つことによって、自分自身がどういう生き様をしているかを、あるいはこれからどうやって生きていけばいいのかという指針を得られるということを伝えたかった。

-麻雀を打つとよく「人が出る」というが

 土田 他人の様子も分かるが、それよりも自分なんです。自分がこんな人間だったのかと知ることが一番大事。普段は自分に対してもオブラートに包んで、本当の自分は隠している。だから自分自身が分からなくなっている。そこを麻雀することで、自分を知りましょうということ。自分の嫌な部分を見ることにもなりますが、そこを見ないと進歩がない。

-イライラして打牌が強くなることもある

 土田 抑制されているものが普段からあって、また麻雀でもストレスをためなきゃいけないのかといういら立ちが、そういうアクション、表情に表れたりしてしまう。でもそこを乗り越えていけば、少し変わるんじゃないかというゲームなのではと思います。

-「道」となると姿勢も大事

 土田 将棋の世界で生きている方の構え、所作にはハッとさせられました。ああいうフォームで打てる方はなかなかいない。麻雀プロにはほとんどいない。女流プロに若干いるかなというくらい。

-店舗に行ってリアル麻雀を楽しむ人が減っている

 土田 一番多く店に通っていた団塊世代の方が退職されたので面子4人がそろわず、激減しました。若い世代の方は4人集めるというのが、面倒くさいのでは。自分の時間を自由に使いたい方が多い中で、わざわざ店に行って、自分のやめたい時間にやめられないのでは、行く人も減ります。学生については、携帯電話・インターネットにお金を使い過ぎて、麻雀に使う雑費がなくなったという気もします。

-一方、ネット麻雀ファンは増えた

 土田 ネットのおかげで麻雀を覚えるハードルが非常に下がりましたね。いきなりゲームができるし、チョンボなどして、嫌な思いをしないのが最大なポイント。女性がだれに遠慮することもなく、入りやすくなったのでは。ネット麻雀でも、人口が増えることは大歓迎です。

-ネット麻雀ファンにリアル麻雀を打ってもらうには

 土田 そこはプロの仕事なのだと思います。リアルとネットの融合に手を付けないかぎり、業界の発展はない。「ネットはネット」で終わらせるのはもったいない。リアル麻雀を体験する時に、嫌な体験から入らなければ、楽しくなれる。それを伝えるのはプロの仕事。店にプロがいて、安心してリアル麻雀に参加できるようになればいいと思います。そうか、麻雀は牌を触ってもこんなに楽しいのかと思ってもらうには、プロが介在しないと実現しにくい。安心感がないですし。オフ会なんかもプロがどんどん主催してほしい。労力を惜しんでみんなやらないですが、最初はやっぱりお金にならないことから始めないと普及はできない。

-最近は業界外の著名人で麻雀のニュースが増えた

 土田 過去に何回かブームがありました。初期は作家、文豪が積極的に麻雀競技に参加して、マスコミをフル活用して全盛期のブームを作ってきた。今、第4のブームが来ている感じがする。勝間和代さん(経済評論家)や藤田晋さん(サイバーエージェント代表取締役社長)というインテリジェンス層が、協力的になっている今が、ブームになりやすいチャンスだと思います。欧米に目を向けると、ファンはほとんどがインテリジェンス層。それぐらい支持がされやすい下地がある。今おふたりは、対局に参加されている段階ですが、もっと講演会や座談会のようなアプローチで、彼らに活躍してもらえると、また違った層が掘り起こせるのではないかと思います。

 麻雀のすべて ホームページアドレス http://mjall.jp/

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