サイバーエージェントの企業対抗戦は、今回で4回目。この日はルールの異なる団体戦3戦で競われた。1回戦をサイバーエージェント、2回戦をクレディセゾンが取り、成績はタイに。最終3回戦は、クレディセゾン代表取締役社長林野宏氏が、いきなり東1局に藤田氏から混一色・中の8000点を上がり先制。その後、藤田氏も追い上げ後半戦に突入。再び林野氏が抜けると、藤田氏の必死の追い上げも届かなかった。2人は麻雀をきっかけに知り合ったという。藤田氏は「悔しいですね。1回戦は圧勝だったのでこれはいけると思ったが、林野さんが入ってから流れが変わった。負けるとショックが大きいですね」と肩を落としていた。また林野氏は「勝てるとは思わなかった。麻雀という遊びはとてもおもしろい。藤田さんがイメージを変えてくれているから、微力ながら応援したい」と話していた。

　藤田氏は昨年、プロアマ混合のリアル麻雀日本一決定戦と言われる「麻雀最強戦2014」で優勝。企業対抗戦も各地で反響を呼び、対戦依頼が殺到。28日のスターティア戦は、ニコニコ動画「日本プロ麻雀連盟チャンネル」（http://ch.nicovideo.jp/jpml）での生放送が予定されている。