1回戦では、ディフェンディングチャンピオンの吉元彩（日本プロ麻雀協会）がリードする展開だったが、南2局1本場に黒沢がリーチ・一発・ツモ・ドラ4の1万2000点をツモって吉元を逆転。1回戦をトップで終了した。

　2回戦では、東1局に吉元がリーチ・ツモ・ドラ3と裏ドラ3枚を乗せて黒沢に迫る。南1局1本場には、西川舞（日本プロ麻雀連盟）が1万2000点をツモり、吉元をかわしてトータル2位に浮上するが、オーラスで吉元が西川から裏ドラ1枚条件の5200点直撃を成功させて再逆転。トップの黒沢には届かなかったものの、黒沢とともに第3期姫ロン杯チャンピオンシップの出場を決めた。決勝戦結果（2戦合計）は1位 黒沢咲 6万4100点、2位 吉元彩 5万1000点、3位 西川舞 4万8900点、4位 高宮まり 3万6000点。

　◆さんクイーンカップ　予選3組、13人の女流雀士で戦われる。 各予選の1位と、ディフェンディングチャンピオン吉元彩を含めた4人で決勝を行い、今年のチャンピオンを決める。 決勝の上位2人は、姫ロン杯チャンピオンシップへの出場権を得る。　（麻雀ウォッチ）