同機種は、81年から週刊少年ジャンプ（集英社）で連載、後にアニメ化もされた、漫画家・高橋陽一氏による国民的サッカー漫画とのタイアップ機。スペックは大当たり確率1/399.60、154回転のST突入率は51％で、継続率は78％。通常大当たり時は100回転の時短がつく。発表会に登場した高橋氏は、00年ごろからオファーは来ていたものを、子供向け漫画ということで断っていたことを明かした。その上で「きっかけは東日本大震災。復興していく段階で、娯楽やエンターテインメントはみなさんの力になるのだなと。そこに翼のパチンコ出たら、復興で頑張る人の励みになるのではと思ってＯＫした」といきさつを明かした。

　また、会場にはゲストとしてキャプテン翼ファンの元サッカー日本代表の前園真聖、タレント益若つばさも登場。前園は「僕はキャプテン翼世代。サッカーにかける情熱やチームワークはとても参考になった」。両親に主人公・大空翼から名前を取ったと説明された益若は「子供のころは、女の子なのに『キャプテン翼』と呼ばれるのがいやで、絶対読まないと決めていた。でも大人になって息子がサッカーを始めたことで、一緒に漫画やアニメを見始めたら、私の方がはまってしまいました」とエピソードを披露した。

　ホール導入は8月3日の予定。