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機構 改善の兆しが少し見られる状況
[2015年8月3日19時3分]
一般社団法人遊技産業健全化推進機構は8月3日、「遊技機性能調査」についての結果について、ぱちんこ遊技機の一般入賞口の入賞状況を確認した調査結果の概要を発表した。
推進機構によると、遊技機性能調査を開始して2カ月が経過したが、一般入賞口の入賞状況の調査結果としては保通協試験時の状態からは「ほど遠い」状態の遊技機が市場に設置されていると思われるが、時系列的にみたとき、6月よりも7月の方が一般入賞口に入賞した遊技機の台数の割合が増加しており、さらに一般入賞口の入賞球数も3000個の打ち出しに対して2ケタに達した遊技機も確認されたことから、「市場においては改善の兆しが少し見られる状況になった」と判断している模様。現在は調査の結果、異常が確認されても通報を行わない猶予期間となっているが、あまりひひどい状況が確認された場合は、猶予期間内であっても、当該都道府県警察の担当部署に通報する事が有り得るとしている。
【6月】 有効調査台数/全国7地区23店舗の32台 打ち出し球数/2650個~3701個/平均3032個
一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数/9台(28.1%) 入賞が確認された台の一般入賞口への入賞球数/1個~7個 その内訳/1~3個4台:4~6個4台:7~9個1台:10個以上無し
【7月】 有効調査台数/全国25地区76店舗の124台 打ち出し球数/2069個~3220個/平均2929個
一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数/53台(42.7%) 入賞が確認された台の一般入賞口への入賞球数/1個~10個 その内訳/1~3個37台:4~6個11台:7~9個4台:10個以上1台
※遊技機性能調査の一般入賞口への入賞状況を確認する調査では、1台のぱちんこ遊技機において大当たり等を挟まず、2000個以上の打ち出しが確認できた調査のみを有効としている。地区は都府県方面別。(娯楽産業)