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ブラマヨ吉田「神は細部に宿る」
[2014年5月2日15時59分]
お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬(40)が、エッセー「人生は、パチンコで教わった。」(ワニブックス)をはじめ、パチンコを仕事の“パートナー”としている。
パチンコの勝ち負けに1年半徹したことで、人生を学んだという吉田。近年では専門チャンネルの番組にも出演するようになった。自分の“職場”でパチンコと接するようになった分、番組や出演者への思い・要望も強い。インタビュー後編では、現在のパチンコ番組やそれに携わる人々について聞いた。
-パチンコ番組に触れたきっかけは
吉田 僕は南関東競馬が好きで、その中継を見るためにスカパー! に入ったんです。お試し期間で全チャンネルを見られたんですけど、その時にサイトセブンTV見てたら、パチンコライターの方がめちゃくちゃ楽しそうにやっていて。ライターも美人が多くて。それで、「ああ、この子たちと仲良くなりたいな」と(笑)。
-その後、冠番組・ブラマヨ吉田の「ガケっぱち」を持つことに
吉田 マネジャーにシャレみたいに番組やりたいって言ってみたんですよ。そしたら、まさか局から「やりませんか?」と言ってもらえて。でも決まった後に、放送作家さんが僕に彼女ができる企画と併用してきたんですね。毎週グラビアアイドルやアイドルが来て、吉田はいろいろアタックかけながらパチンコでも勝つのか、みたいな。
-放送はないようだが
吉田 僕は、その企画がサイトセブンTVのノリには合ってないと思ったんですよ。僕自身恋愛バラエティーなんか、パチンコ専門チャンネルで見たいと思わないし。そこはこだわりましたね、「やめてくれ」と。
-ユーザー目線のこだわりか
吉田 やっぱりパチンコの知識を得たいですもんね。だから、ライターさんを呼んでもらって。それに僕がパチンコを勝った負けたって、あまり視聴者の方も感情移入してもらえないと思うんですよ。結構、テレビに出させてもらっていたので。だから、ホンマにお金に困っている若手、お金なくなったら嫌だろうなという若手の叫びの方がおもしろいと思って、そうしてもらいました。
-パチンコ番組に出演する若手芸人が増えたが
吉田 いやあ、甘いっすよね。「このリーチ来た! 熱いぞ!」みたいに、そんな表面的なことだけ言わんといてほしい。そんなにピカピカ光ったから騒ぐだけのもんじゃないんです、パチンコって。大事なもんかけてやるわけですから。グルメ番組にしたら、おいしそうとか言うてるだけで「食べてへんやんけ」みたいな。上っ面ばっかり。
-今後、どんなパチンコ台が出てほしいか
吉田 もっとドラムの動き、デジタルの動きがシンプルなやつがやりたいですね。今の台ってリーチがすごく長いじゃないですか。僕、その間に一人エッチできますよ。あ、女性とエッチできますって書いてもらってもいいです(笑)。思わせぶりな女性も好きじゃない。今は、どの台も思わせぶりでしょ。
-エッセーで読者に伝えたかったことは
吉田 本の中に自分の格言みたいのが書いています。その中に「毎日花は咲かへんのや」っていうのがありまして。今日も仕事して、ちょっと酒飲んでメシ食って寝て、毎日こんな暮らししてるなと思うことがあるんです。でも、一生懸命仕事して、メシ作ってくれてる人に感謝するのは普通なんですが、それを一生懸命繰り返したら、いつかすごく楽しい日が来ると思うようにしてるんです。何もない一日でも、今日はおれは土を耕したなという風に思えてるんで。
-パチンコとのつながりは
吉田 負ける日、当たる日も、(勝率が高い)回る台を打ってないといけない。パチンコだけで1年半暮らしましたけど、1カ月10勝10敗なんですよ。その10勝のうちに、1勝でかい日があるんです。それがすごく楽しい日。それで食ってたようなもんです。
-エッセーに書き忘れたことは
吉田 パチンコで食っていたと言っても、人より大当たりが多かったというわけじゃない。無駄をしない止め打ちで稼いだ出玉で生活していたようなもんなんで。めんどくさいでしょ、止め打ちなんて。でも1日20回当たるとしたら、2000円ぐらい違ってくる。「神は細部に宿る」というか。漫才とかでも細かいところにこそ、人と差をつけられるところがあるなと。それをパチンコの止め打ちから学びました。



