右手首炎症と前腕の張りで離脱中のヤンキース田中将大投手(26)が7日(日本時間8日)、4月28日に故障者リスト(DL)に入ってから初めてキャッチボールを行った。遠征から戻ったチームと1週間ぶりに本拠地ヤンキースタジアムで合流し、平たんなグラウンドで60フィート(約18メートル)の距離を50球。ジラルディ監督は「感触は良かったようだ。予定通りに戦列に戻ってきてくれれば素晴らしい」と話し、今月下旬の復帰に期待を込めた。
今日8日(同9日)には90フィート(約27メートル)の距離まで延ばしてキャッチボールを行い、異常がなければブルペンで投球練習という次のステップに入る。キャッシュマンGMは「大きな故障とは思っていない。我々が思い描いたスケジュール通りに進むと思う」。また右手首の故障について「原因ははっきりしないが、(4月26日の)ブルペン投球でスプリットを強く投げすぎたからというのが我々の推論」などと話した。
チームと離れていた1週間に、田中には別の変化が起こっていた。顔には、うっすらと口ひげが生えていた。チーム内では「もう1度世界一を目指そう」という思いを込めて口ひげを生やす動きが出ており、ほとんどの選手が参加している。田中もこれに仲間入りした。田中が早期に戦線復帰できれば、ひげに込めた思いが現実になる可能性が高まる。(ニューヨーク=水次祥子)



