元巨人でヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏(41)が、ヤンキースタジアムでのヤンキースとアストロズの開幕戦で始球式を行った。

 ヤンキースのジャンパーを身に着けた松井氏は、大歓声とスタンディングオベーションで迎えられ「練習はまったくしませんでした」としながらも、見事なストライクの投球で大役を務めた。始球式の間には開幕投手の田中将大投手(27)が帽子を取ってすぐ後ろで見守り、終了後には松井氏と笑顔で握手を交わした。

 始球式後に会見を行った松井氏は「こんなうれしいことはないし、ファンのみなさんに感謝しています。(田中には)投げ終わった後に、がんばって下さいと言っただけです。ヤンキースの開幕投手は光栄なことですし、日本人みんな光栄なことと感じていると思います」と話した。