今季までインディアンス傘下3Aコロンバスでプレーした村田透投手(31)が12日、日本プロ野球に復帰することが確実となった。ベネズエラで行われている冬季リーグにマガリャネスの一員として参加していたが、現地の複数のメディアに「村田は日本の球団と契約のため、これが最後の登板になる」と報じられた。移籍先は日本ハムが有力視されている。

 現地11日のララ戦で5度目の登板(4度目の先発)をしたのが最後。1回1/3を4安打、4失点で降板した。ベネズエラでは今季1勝0敗、防御率6・43だった。マガリャネスはすでに12日から代替選手の出場登録も決めており、村田は11日付で退団となったとみられる。

 村田は10年まで3年間、巨人の2軍に所属したが1軍昇格を果たせず、11年からインディアンス傘下でプレー。15年6月にメジャー初昇格を果たし、同月28日のオリオールズ戦に先発して3回1/3を4安打、1四球、5失点、2三振で敗戦投手になった。メジャーでの登板は1試合のみで、今季は昇格せず、3Aで9勝4敗、防御率3・78だった。