<ブルージェイズ1-5ヤンキース>◇20日(日本時間21日)◇ロジャースセンター

 左ひざ痛から戦列復帰して2試合目のヤンキース松井秀喜外野手(34)が、復帰後初安打を放った。中飛、中飛、二ゴロの後の4打席目。右腕フレーザーから左中間二塁打を放った。「しんを外された感じの打撃が続いていましたけど、最後はしっかり捕らえられた」と話した。

 ただ二塁への走塁に、米メディアからは「あの速さでひざは大丈夫か」と質問が飛んだ。ジラルディ監督が「単に速度を緩めただけ。三塁打にならないと分かっていたんだろう(笑い)。頭脳的な走塁だと思う」と否定する一幕もあった。

 松井は二塁打の直後に、カノの一直で飛び出して併殺に。試合後は「試合勘?

 それに関してはかなり鈍いです」と苦笑いだった。試合はジーターの2ランなどで快勝。首位レイズと10差、ワイルドカード争いではトップのレッドソックスと5・5差となった。