18日にインディアンス傘下の3Aから契約を解除された小林雅英投手(35)が、移籍先を求めて孤独な挑戦を始めた。

 ロッテで通算227セーブを挙げた右腕は大リーグ1年目の昨季、57試合に登板した。だが今季は5月半ばにマイナー降格。「(昇格の)可能性がわずかと言われ、あのまま投げ続けることに納得できなかった。残り1カ月を無駄にしたくなかった」。チャンスを求め自ら解雇を申し入れた。

 今後については「自分では何もすることができない。投げる準備をするだけ」。リスクを覚悟で選んだ道だけに暗さはない。クリーブランドの自宅で調整しながら、代理人からの連絡を待つ。

 大リーガーの移籍が活発化する31日のトレード期限をまたぎ、8月中旬まで状況を見守るという。どんな結果が待ち受けようとも「この経験が必ずあとで役立つと思う」。あくまで目標はメジャーのマウンド。可能性を信じ、練習を続ける。