【ピッツバーグ(米ペンシルベニア州)5日(日本時間6日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、終盤で貴重な一打を放った。「1番DH」でパイレーツ戦に出場し、第3打席までは昨季のサイ・ヤング賞右腕スキーンズの前に3打席凡退。救援投手に交代した7回、追加点となる適時二塁打を放ち、1イニング10得点の口火を切った。攻撃前には大きな虹のアーチが出現。前年の悪夢を振り払う吉兆か、3連戦の初戦で弾みをつけ、2戦目は大谷が先発とDHの二刀流でプレーする。

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絶好のタイミングで、吉兆を暗示する虹がかかった。10得点を挙げた7回の攻撃前、半円でくっきり、PNCパークを包み込むような巨大レインボーが出現。そして、ド軍の猛攻が始まった。失策から1点勝ち越してなお無死二塁、大谷が口火を切った。ロバーツ監督は試合後「追加点を挙げて大きなヒットだった。ショウヘイにとって、いい夜になった」とコメント。左中間寄りのクリーンヒットで、一気に二塁まで進塁する適時二塁打を放った。

同地では昨季、悪夢のような試合が続いた。9月初旬に敵地に乗り込んで3連戦。投打がかみ合わず、当時ナ・リーグ中地区最下位だったパ軍に3連敗で、まさかのスイープを食らった。2戦目に先発予定だった大谷は、体調不良で急きょ登板回避。思わぬアクシデントにも見舞われ、チームとしてどん底の状態に陥っていた。今季は幸運を示す虹がかかって打線が爆発。打者一巡15人で長打2本、左に右に、センターにシングルヒット4本、4四球、犠飛、敵失と、レインボーのように変化する多彩な攻撃は止まらなかった。

21年6月2日のカージナルス戦以来、5年ぶりとなる1イニング10得点。大谷の適時打で勢いをつけ、トリは3番フリーマンが飾った。中前に運ぶ適時打を放ち、メジャー17年目で通算2500安打を達成した。22年にトレードで移籍したベテラン内野手は「ドジャースに来て、こういう節目を迎えた選手たちを、球団全体で祝福するようになった。監督やチームメートから、キャリアで達成したことを祝ってもらうは、大きな意味がある」と喜んだ。

幸運続きで、昨季の負の流れを払拭した。大谷から虹のようなビッグアーチは出なかったが、3戦連続安打で大勝に貢献。8回の打席では代打を送られ、先発予定の2戦目に備えた。投打のリアル二刀流で出場し、7回を投げ切れば、ギリギリで規定投球回に到達する。昨年はかなわなかったが、敵地ピッツバーグで初登板。吉兆が続きそうな予感が漂う。

大谷翔平が適時二塁打&押し出し四球!スキーンズ降板後ド軍7回に10得点 11日大谷二刀流/詳細