19日(日本時間20日)のタイガース戦で5回を投げる予定のブレーブス川上憲伸投手(34)は「ペース配分を考え、ピンチをしっかり乗り切りたい」と気を引き締めた。

 制球への好感触を保つために今回は前日や前々日の投球練習なしで試合に臨む。18日(同19日)は、チームが遠征に出て閑散としたグラウンドで、斎藤を相手にキャッチボール。身ぶりを交えて投球フォームについて話し合った。

 テークバックを小さくした新フォームでは、ツーシームの切れが増す一方で、カーブやカットボールは投げづらくなった。もう1度、元のフォームに近づけるという右腕は「なぜツーシームが良くなったのか。体の使い方のポイントさえつかめれば、元に戻しても生きる」と話した。