キャンプ初日を終えたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)の一問一答。

 -初日を終えて

 ダルビッシュ

 キャンプに入ってもう2回練習しているので普通です。

 -日本メディアを含め、すごい報道陣の数だが

 ダル

 日本でもこういうことはあったりはしたので、自分では何もビックリはしていないです。普通に対応はできました。

 -初体験で驚きは

 ダル

 ビックリしたことは何もないですし、ただこの施設、すごくいい環境でできるのは野球人として幸せなこと。

 -メジャーのキャンプで戸惑いなどは

 ダル

 日本ハムもヒルマン監督がいたので似たような感じで、さほど大きく違う感じはしなかったですね。

 -チームメートと積極的にコミュニケーションをとっていたが

 ダル

 一員というか同じユニホームを着ているので、話しかけるのは当たり前ですし、変にあの日本人同士で固まるのもどうかと思いますし…。メチャクチャな英語ですけど。

 -ロサンゼルスでの自主トレ中にエンゼルスのプホルスと会ったが

 ダル

 それはまぁ、プライベートなので…。プライベートで会っていることなので何も言うことはないですけれど。ただプレーヤーの1人として対戦するのは、どの打者もそうですけれど楽しみです。

 -球種が多い分、捕手は大変なのかなと思うが

 ダル

 それは僕に聞くんじゃなくて、捕手に聞いてもらえば。僕は捕手じゃないんで分からないです。

 -これからピークをどこへ合わせていくのか

 ダル

 ピーク?

 ピークをどこって考えてやっていないので分かりませんけれど、ただ1試合1試合、オープン戦とか試合を重ねて開幕というか、それなりにしっかり投げられるようにしていきたい。

 -メジャーのキャンプは日本と比べ、投球練習の球数が少なく調整に影響は

 ダル

 僕はあまりもともと、球数をキャンプでも投げていないので、チームでも一番、投げていなかったのでこれくらいで十分です。

 -オフのトレーニングの経過は

 ダル

 もう1回、体重を増やしてシーズンに臨もうと思ったが、重かったので戻した。昨年と同じくらいの体重だがパワーは違うし、昨年よりいい球は投げられると思う。

 -大リーグの公式球への対応策は

 ダル

 オフはずっとあえてこねていないつるつるの新球を使っていたので、こっちに来てすごく投げやすい。

 -大リーグで勝負できると思うポイントは

 ダル

 トレーニングと食事できつい思いもしてこの場にいる。努力した分、体格は変わらない。体の面では負けていないと思う。技術面は分かりませんが、何となくやれそうな気がする。

 -日本とは違い分刻みのスケジュールだったが違和感は

 ダル

 特に何も…。文句を言うつもりもないですし…。普通に気持ち良くやれましたけれど。

 -入団会見で不安はないと言っていましたが不安なこと、また楽しみなことは

 ダル

 別に楽しみに来ているわけじゃないですし、そういう何か周りが思うような気持ちで来ているわけじゃないので…。僕は普通に野球をしに来ているだけなんで。ただ普通に野球を楽しむ。それしか楽しみはないです。

 -レンジャーズのユニホームを着て、感じた思いは

 ダル

 一昨日から着ているんで、何も…。あまり僕、そういう気持ちとかに欠けていて、あまりないです。本当に普通にどこのユニホームも普通です。ただ責任というか、レンジャーズの一員として責任を持たないといけないとは感じましたけれど、ユニホームを着てどうというのはないです。

 -米国の好きな部分

 ダル

 食事はオーガニックが多く、レストランに居ても何も言われない。すごく楽しく、全部が好き。