マリナーズ岩隈久志投手(30)が20日(日本時間21日)、今キャンプ初のフリー打撃登板でいきなりイチローと対決した。投球感覚を養うことを目的とした投手のための練習で、対戦した打者4人は終始目慣らしのノースイング。10球すべてにタイミングを計りながら見送ったイチローは「きっちり両サイドに来そうな感じはしますよ。目的みたいなものがよく見える」と感想を口にしていた。
岩隈は、イチローへの投球については「ちょっと緊張しましたね。若干投げづらかったですね、なんか気を使って投げた感じはします」と振り返った。この日の収穫は、初めて捕手のサインを受けて投げたこと。登板前に控えのムーア捕手が簡単なサインをその場で決める慌ただしさにも動じることなく計30球にきっちりと呼吸を合わせた。
岩隈はキャンプ9日を終えたばかりだが、マイペースで過ごしている。イチローも「そもそもあの落ち着きがどこから来るのかよく分からないですよ。年上だと思ったからね、最初」。岩隈は2日後のフリー打撃に登板の予定だ。(ピオリア=木崎英夫通信員)



