左肘靱帯(じんたい)の部分断裂と診断されたオリオールズ和田毅投手(31)が2日、靱帯再建術を受けることを決断した。肘治療の権威ルイス・ヨーカム医師の執刀で、11日にカリフォルニア州ロサンゼルスで行う。通称トミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯再建術は、投手であれば復帰まで約1年かかり、今季中の復帰は絶望となった。
球団は昨年12月に和田と815万ドル(約6億5200万円)の2年契約を結んだばかりということもあり、当初は手術を避け早期復帰を望んでいた。
だが和田が、ヨーカム医師の勧めで手術を決断。ショーウォルター監督は「手術という診断に不服はない。こうなったら手術は早ければ早い方がいい。ポジティブに考えることにしたよ」と話し、来季の早期復帰を希望した。
和田と同時に入団した元中日のチェン投手も「和田さんは早めに手術を決めたので、早く治して早くチームに帰ってきてほしいです」と話した。
ロサンゼルスに滞在中の和田は、球団を通してコメントを発表。「非常に残念です。一生懸命にリハビリし、いい状態に戻ってチームの勝利に貢献したい」と胸中を明かした。手術後は球団のリハビリ施設があるフロリダ州サラソタに戻り、長く孤独なリハビリ生活に入る。(ニューヨーク=水次祥子)




