乗れない最下位オリックスにまた悲報が届いた。今季2度目の負傷離脱となったトニ・ブランコ内野手(34)は、交流戦(今月26日~来月14日)期間中の出場が絶望的となった。18日、出場選手登録を抹消され、神戸市内の病院で検査を受け、右内転筋の肉離れと診断された。

 チーム関係者は「そこまで重傷の部類ではない」というが、2軍の実戦復帰期間を含めると最低でも1カ月はかかる見込み。前日17日の日本ハム戦でハーフスイングした際に痛め、四球後に交代していた。

 また鉄平も同戦の試合前の打撃練習中に右脇腹を痛めた。こちらも肉離れで1軍昇格後わずか1週間で登録抹消となった。斎藤は再調整で降格となりヘルマン、伊藤、小島が昇格する。今季は故障者続出のチーム状況で、森脇監督の頭痛のタネがまた増えた。今日19日からは首位ソフトバンクとの3連戦。白星を1つでも増やして、良薬にしたい。