広島森下暢仁投手(29)が今季取得した国内FA権を行使することが3日、分かった。4日にも申請書類を提出するとみられる。

熟考を重ね、権利行使の決意を固めた。7年間プレーした広島に愛着もあり、悩みに悩んだ。2日に自主トレのため、マツダスタジアムを訪れた際には「簡単に決められるものではない」と悩める胸中を吐露していた。

森下は1年目の20年に10勝を挙げて新人王を獲得し、21年の東京五輪では野球日本代表の先発として金メダル獲得に貢献した。昨季は22試合登板でクオリティースタートを19度達成。今季は7勝11敗、防御率3・60も、8月以降は防御率2・40と安定感を取り戻した。通算60勝を挙げ、防御率2・84。大舞台での実績があり、ゲームメイク力にたけた右腕には、すでに巨人やDeNA、ソフトバンクなど複数球団が獲得に興味を示している。

広島球団は、シーズン終了後に初めて残留交渉を行い、複数年などを提示して慰留に努める。権利を行使しても宣言残留を認めており、宣言後も他球団の評価を聞きながら、広島との残留交渉も続いていくとみられる。

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