阪神が巨人に逆転勝ちし、昨年7月の甲子園3連戦以来となるカード勝ち越しを決めた。

 プロ入り初登板初先発のドラフト1位ルーキー横山雄哉投手(21)が7回6安打1失点の好投をみせると、1点をリードされて迎えた8回。1死満塁から代打新井良太内野手(31)の中犠飛で同点に。2死一、三塁となり、続く1番鳥谷敬内野手(33)の右前適時打で逆転した。9回は守護神の呉昇桓投手(32)が締め13セーブ目。

 決勝タイムリーを放った鳥谷は「なんとか打ちたいなという気持ちで打席に立ちました」と振り返った。