阪神西岡剛内野手(30)が23日に出場選手登録を抹消される。

 22日、右肘の違和感を訴え、5回の守備から退いた。右肘にサポーターを装着すると、試合途中に球団トレーナーとタクシーで球場を後にした。右肘は昨年11月に手術を受けた箇所だけに今後が心配される。西岡の代わりに、森越祐人内野手(26)が移籍後初の昇格となる見込みだ。

 試合後、和田監督は「ちょっと肘の違和感がある。代えた時点までで、その後の話は聞いていない」と現状を説明。平田ヘッドコーチも、長引く可能性を問われると表情険しく首を傾け、無言で帰りのバスに乗り込んだ。

 西岡は昨年11月11日に右肘遊離軟骨除去手術を受けた。オフは懸命にリハビリをこなし、キャンプイン初日からシートノックに参加。快調な様子を見せる一方で、右肘の不調を訴え3月12日のヤクルトとのオープン戦(甲子園)から3試合実戦を欠場したこともあった。