日本ハム大谷翔平投手(20)が、代打で渋く仕事を果たした。

 同点に追いついた直後の6回1死満塁。ガラテの代打で登場。「最低限、外野フライと考えていた」が、結果は二ゴロも全力疾走で併殺を阻止。三塁走者が生還し、勝ち越しの打点を挙げた。

 その後、今季初盗塁となる二盗も決め、2死満塁の場面で中島が中前適時打。二塁から本塁を狙おうと三塁ベースを大きくオーバーランも戻れず、走塁死。天を仰ぎ、悔しがった。「できなかったら反省すればいい」と、出番が終わると三塁側ベンチで大声を出すなどチームメートを鼓舞。試合は延長にもつれ込み、チームは今季初の引き分けに終わった。