阪神の先発藤浪晋太郎投手(21)が自己最多タイとなる13奪三振をマークし、10回4安打無失点の快投を披露した。

 初回、いきなり2死一、二塁のピンチを招くも、5番後藤から空振り三振を奪い先制点を阻止。中盤以降波に乗ると、延長10回にも155キロをマークした。打線の援護がなく3試合連続完投勝利とはいかなかったが、堂々131球の熱投。「体力的には余裕がありました。負けない投球ができましたし、自分の仕事は果たせたと思います」と振り返った。