日本ハムは逃げ切りに失敗し、今季初の引き分けに終わった。

 1点リードの9回はクローザーの増井が登板し、捕手は大野に交代。万全を期したが2死一塁の場面で痛恨のバッテリーミス(記録は捕逸)。2死二塁とされ、前日26日に入団したばかりの新外国人デニングに右前適時打を許して同点に追いつかれた。

 延長12回は8番手の白村が1死満塁のピンチを背負うも、何とかしのいで引き分けに持ち込んだ。

 栗山英樹監督(54)は「引き分けはいけないけど、簡単な試合じゃなかった。よく戦ってくれた」と、選手の頑張りをたたえていた。