不振により11日に出場選手登録を抹消された阪神先発ランディ・メッセンジャー投手(33)が、復帰初戦のマウンドで7回4安打11奪三振無失点の好投。3勝目を挙げた。

 初回、無死二塁のピンチを背負うも、後続を断ち無得点に抑えると、6回には3者連続三振を奪うなど、7回まで毎回奪三振を記録。強力西武打線を封じ込めた。これでセ・リーグ在籍外国人投手の奪三振記録で通算803個とし、これまで2位だったバッキー(阪神)の799個を上回った。

 今季初の無失点ピッチングに「とにかく早く(1軍に)帰ってきて投げたかった。チームも先に1点を取ってくれたのでそれを守りきろうと必死で頑張った」と語った。