阪神のセットアッパーを務める安藤優也投手(37)が西武中村に痛恨のアーチを浴びた。

 最大4点のリードがあったが7回に先発能見がつかまり、1点差に詰め寄られる。1死一、二塁で安藤を投入。浅村を内角低め直球で見逃し三振に抑え、2死にこぎつける。難敵の大砲中村と勝負だ。カウント1-2からの4球目、藤井とのバッテリーは内角に構えたが、シュートは、わずかに真ん中へ寄って、中村にとらえられた。逆転3ランを許して万事休す。安藤も「打たれたから甘かったんでしょう」と険しい表情だった。交流戦開幕から4連勝発進したが週末は西武に連敗。なかなか乗り切れない状況が続く。