楽天にまたしても負傷者が出た。

 1回、藤田一也内野手(32)が遊撃への内野安打で一塁ベースを駆け抜けた際、右足を痛め、倒れ込んだ。しばらく動けずに担架で運ばれ、ウィーラー内野手と交代となった。その後、千葉県内の病院で診察を受け、右太もも裏の軽度な肉離れで、全治2週間程度と診断された。大久保監督は出場選手登録から外す方針を示した。

 楽天は17日に正捕手の嶋が左肋骨(ろっこつ)骨折のため登録抹消。主軸の銀次や若手の岡島も負傷で2軍調整中と故障者が続出している。前日19日も先発が予定されていた辛島が左背中痛を訴え、登板を回避していた。