西武ドラフト1位の高橋光成投手(18)が、1発による1失点を反省した。

 6回に6人目として登板。8球連続の直球で簡単にアウト2つを奪ったが、9球目の147キロを、青学大の吉田正尚外野手(4年=敦賀気比)に右中間スタンドへと運ばれた。

 「自信のある真っすぐで押したんですが、まだまだだと思い知らされました。吉田選手は体がそんなに大きくないのにパワーがある。すごくいいバッターだと感じました。刺激になりました」と脱帽した。

 バックネット裏で見守った西武渡辺久信SD(49)は「光成は今、調子がどん底だからね。打たれたけど、結果より内容だよ。吉田選手はいいパワーを持っているね。打った瞬間に分かるホームランだった。守備もいいし、肩もある。楽しみな選手」と総括した。