育成契約の楽天小斉祐輔内野手(32)が支配下登録されることが1日、分かった。今日1日から1軍に合流する。背番号は70になる。今季イースタン・リーグでは6月30日までに56試合に出場。打率2割7分5厘2本塁打22打点の成績を残していた。

 楽天は藤田、銀次、西田ら故障者が続出し、内野手が手薄となっていた。三塁守備ができ、パンチ力もある小斉を支配下登録し、内野陣の強化を目指す。

 また正捕手嶋、伊志嶺が故障離脱したことにより、1軍は小関、下妻、小山桂の3捕手体制で登録されている。2軍の捕手は育成選手のセゴビア、横山徹だけの状況で、ファームでは育成選手は1試合に5人までしか出場することができないため、小斉を支配下にすることで育成契約の若手選手の出場機会を増やす目的もある。