先発4本柱に次ぐ存在の阪神岩崎優投手(24)は6日、投手陣でただ1人、秋季キャンプの休日を返上して練習した。前日5日にブルペンで150球を投げたこともあり「肩まわりの状況を確認すること。それと体をケアするために来ました。思っていた以上に体にきてます」と理由を説明。ゆったりとしたフォームから、トレーナーを相手にキャッチボールを繰り返した。

 キャンプ前の面談や秋季練習では金本新監督から高めの直球を有効に使うことをアドバイスされた。ブルペンをチェックされた時は「踏み込みを強く」と具体的な指示も出た。

 今キャンプでもその点を意識している。「低めというイメージもあると思うので、逆にそのイメージも利用したい。基本は低めですけど、高めも使っていきたい」。先発ローテを守り抜くためにも、指揮官から出された課題をクリアする。