中日森繁和新監督(61)が25日、名古屋市内で白井文吾オーナー(88)にオーナー報告を行った。8月9日に谷繁元信監督(45)が事実上解任されて以来、監督代行として指揮。シーズン終了後に新監督に就任したが、オーナーとの腰を据えた会談は初めて。

 約1時間20分の中で、今季の戦いと反省、新しいチーム作りのビジョンの報告を行った。白井オーナーは「簡単に言うとチームの改革を進めるということ。ドラフトはうまくいったと言っていた。何とか補強したいということだった」と投手を軸にした積極補強に動くことが確認された。森監督は「反省をどう生かすかということを、厳しく、優しく話していただいた」と振り返った。