広島の新外国人ライアン・ブレイシア投手(29=3Aナシュビル)が25日、広島市内のマツダスタジアムにて来日会見を行った。

 背番号70のユニホームに袖を通した最速約159キロ右腕は「選手として強い気持ちを持って競争します。競争心、闘争心を見せていきたい。アグレッシブに投げていくのが強みだと思っています」と意気込んだ。

 直球とスライダーを武器に、昨季は3Aで46試合すべてで中継ぎ登板し、10・4の奪三振率を記録した。「しっかりとした自分の球を投げることを心掛けた。まずは自分に任せられた場所。そこで1イニング、それが1球でもいいので、全身全霊、すべてを込めた球を投げたい」。広島でも中継ぎでの起用が濃厚。ジェイ・ジャクソン投手(29)やブレイディン・ヘーゲンズ投手(27)らと外国人枠を争うことになる。

 日本プロ野球を動画サイトなどでチェックし、すでに行っているブルペン投球ではクイックも取り入れる。日本適応でブルペン強化のキーマンとなる。