<西武2-8ロッテ>◇4日◇西武ドーム

 西武4年目の藤原良平投手(25)がプロ初登板した。6点リードされた3回途中から、石井一の後を受けて2番手で登板。2回2/3を2安打3四死球1失点だった。

 先制打を放った4番サブローからは、最速148キロ直球で空振り三振を奪った。藤原は「1点で抑えたことは自信になります」と目を輝かせた。

 球速のある右腕に、渡辺久信監督(45)は「いいボールを投げていた。楽しみな投手であることは確か」と評価。6連敗とチームはどん底だが、台所事情の苦しい中継ぎ陣の救世主として期待した。