<オリックス3-2広島>◇20日◇京セラドーム大阪

 オリックス木佐貫洋投手(31)が、7回を1失点にまとめ、12球団の開幕投手で最も遅い初勝利をつかんだ。6安打を浴びるなど再三ピンチを背負ったが、粘りの投球を持続。7回T-岡田の逆転打を呼んだ。先発6度目の正直に「今回がラストチャンスと思って投げました」とホッとした笑顔。阪急ブレーブスの戦闘服をまとっての勝利に「強い先輩たちのユニホームにあやかって、これからも勝っていきたい。僕たちは去年の交流戦のディフェンディング・チャンピオン。勝てるだけ勝って連覇したい」と意気込んでいた。