<西武13-4中日>◇21日◇西武ドーム
9回に5点差をひっくり返された悪夢のような試合の翌日、西武打線がすぐさま反攻した。中軸だけで計5本塁打11打点。2本塁打で6打点の中島裕之内野手(28)は「ああいう形でやられて、今日はみんなで打ちまくれました」。今季最多の13得点で屈辱を振り払った。
3回、同点とした後、1死満塁から飛び出した中島の一発が号砲となった。ファウルで粘り、最後は直球を力で右翼席へ運んだ5号は3年ぶりのグランドスラム。4回には2打席連続の2ランを放ち、この回はホセ・フェルナンデス内野手(36)にも2ランが飛び出して10-1とした。
猛攻はまだ終わらない。前後を打つ2人に刺激を受けたか、それまで無安打だった4番中村剛也内野手(27)が、6、8回に2打席連続アーチ。今季本拠地での初本塁打に「良かったです」と控えめに喜んだ。
打線が一丸となった大勝の中で、中島は「打とうと思ったときに振れている。体のバランスも良くなっている」と手応えを口にした。前夜の敗戦を薬に、開幕からなかなかエンジンのかからなかった打線がようやく目を覚ました。



