<楽天3-2ヤクルト>◇21日◇Kスタ宮城
楽天が大広翔治内野手(28)のプロ初のサヨナラ打で、ヤクルトに連勝した。
9回に同点に追いつかれたが、裏の攻撃で1死一塁から初球の浮いたスライダーをとらえ左翼線に適時二塁打で値千金のプロ初打点となった。「サヨナラを打ちたいと思って打席に入った。1歩も引かずに、強い気持ちで攻めていこうと思っていました。最高です」と何度もガッツポーズして喜びを爆発させた。
東洋大からプロ入りして7年目を迎え、ここ3年は安打なし。まさに崖っぷちに立たされていた28歳。毎年、キャンプではパンチ力で注目を集めながら、期待を裏切り続けた。「故障でシーズンを棒に振ったり、本当に悔しい思いをしてきた。チームの勝ちに結び付いたことがうれしい」と、しみじみ口にした。
これが5月に入って初の連勝。祈るように戦況を見つめた星野仙一監督(64)は、ほっと一息。「一発いってくれないかな、と心の中で思っていた。いいところで打ってくれたね」と、少しだけ表情を緩めた。



