ソフトバンク球団会長の王貞治さん(71)が22日、東日本大震災の被災者激励のため、岩手県釜石市内の小学校などを訪問し「災害で亡くなった方も、みなさんが毎日元気に力強く生きることを望んでいる」と呼び掛けた。

 市立釜石中では野球部員45人に身ぶり手ぶりを交えて指導。1人1人の素振りを見ながら「投手が投げるイメージを持って」「アウトコース寄りの球を意識して」とアドバイスしていた。

 津波で家が流された3年生の猪又敬大君(14)は「生活のことや野球を続けていいか悩んだが、家族や友達などの支えのおかげで続けられている。大会で優勝して王さんに報告したい」と話した。

 王さんは午後、同県陸前高田市の小学校も訪問。