<西武2-4日本ハム>◇2日◇西武ドーム

 日本ハム糸井嘉男(29)と稲葉篤紀(38)の両外野手が、ともに2試合連続となる適時打を放った。1点リードの3回、1死二塁から3番糸井が左前へ流し打ち。「あの(杉谷)拳士がつくってくれたチャンス、燃えないわけにはいかないでしょう」。この日、プロ初安打を放った後輩が四球で出塁し、二盗を決めた場面で、先輩が期待に応える一打を放った。

 さらに1死一、二塁の場面で5番稲葉も中前適時打。「攻撃の流れがヒットにしてくれたんだと思います」。ベテランもチームの勢いに乗せられて、リードを3点に広げた。