<日本ハム4-0オリックス>◇20日◇札幌ドーム

 オリックスが5連敗を喫した。勝敗の分岐点は0-1の6回。1死三塁で荒金久雄外野手(33)の右飛で三塁走者のアーロム・バルディリス内野手(28)がタッチアップ。同点と思われたが、サード小谷野栄一内野手(30)のアピールで三塁塁審は離塁が早かったと判定。岡田彰布監督(53)が2日連続で審判団に抗議したものの判定は覆らなかった。直後の6回裏に追加点を奪われ、8回にも2点でダメを押された。

 試合後、この場面を質問された岡田監督は「野球の話か。(あの1点が)あればとかそんな話ちゃうやろ。そんなことしかないんか」と会見を打ち切った。前日19日は際どいボール判定で延長サヨナラ負けを喫し、試合後、審判室に怒鳴り込んでいた。