楽天藤原紘通投手(26)が20日、出場選手登録を抹消され、遠征先の福岡から仙台に戻った。前日19日のソフトバンク16回戦(福岡ヤフードーム)に先発も、左肘の内側に痛みを訴え3回途中で降板。左指が曲がったまま動かせない状態に陥った。福岡市内の病院でエックス線検査を受けた結果、骨には異常なかった。ただ、昨年6月に左肘のクリーニングと内側側副靱帯(じんたい)再建の大きな出術を受けており、今後は手術を受けた横浜市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)などの精密検査を受ける予定。熊原コンディショニングディレクターは「詳しいことは、もう1度検査をしてからだが、今朝は昨日よりも痛みは軽く指も動かせていた」と話した。