<プロ・独立リーグ交流戦:巨人0-10新潟>◇8日◇ジャイアンツ球場

 BCリーグ上信越地区で首位を走る新潟が巨人に10-0で大勝した。

 育成選手を中心に、調整中の脇谷、朝井らが出場した巨人に対し、元楽天ヘッドコーチ・橋上秀樹監督(45)の指導のもとで力をつけた新潟がプロを圧倒した。5回1死三塁でエンドランを決めて得点するなど、多彩な攻撃で14安打、2ケタ得点を奪った。

 橋上監督は「チームに打撃マシンがないこともあって、速い球の攻略をずっと課題にしている。プロの速い投手と対戦できたのは収穫だった」と振り返った。高津臣吾投手(42)は登板しなかったが、5投手で4安打完封リレーを決めた。プロの経験を伝授している高津は「うちはいい選手が多いから、簡単には負けないよ」。リーグ2位の13セーブを挙げており、まだまだ元気だ。