阪神の久万元オーナーが亡くなっていたことが13日、明らかになった。プロ野球の関係者からは元名物オーナーの死去を悲しむ声が聞かれた。

 阪神の真弓明信監督(58)は「すごく野球に熱心な方だった」と思い出を語った。その上で「タイガースが強いことが一番(の弔い)だから」と、残るシーズンへ決意を示した。

 ベテラン桧山進次郎外野手(42)は、リーグ優勝を果たした2003年について「ずっと弱い時を見ているから、どこのオーナーよりも喜びは違ったろうと思う」と話した。「激励会や納会で厳しい言葉をちょうだいした印象」とも明かした。

 また、久万元オーナーの招聘(しょうへい)で、2002年から阪神で監督を務めた楽天の星野仙一監督(64)は、03年の退任時を思い出し「ものすごく引き留められた。体調が悪くても座っているだけでいいと言われた」と振り返った。

 現役時代に阪神で日本一を経験しているオリックスの岡田彰布監督(53)は「選手として、コーチとして、監督として、どの立場にいるときも、ずっと温かく見守っていただいた」とコメントした。