<オリックス2-1DeNA>◇19日◇京セラドーム大阪

 

 オリックス山本和作内野手(26)が、決勝弾となるプロ初本塁打を放った。7回に糸井嘉男外野手(31)の4号ソロで同点に追い付き、2死後にDeNA三嶋のスライダーが高めに入ったところをとらえ、左中間スタンドへ放り込んだ。

 決勝点となったプロ初アーチに、山本も「打てて、最高にうれしいです」と喜んだ。ベンチに戻るとナインから手荒な祝福に遭い「結構痛かったです」といいながら、感激に浸った。巨人の育成選手から始まり、故障で支配下登録から外れたこともある。今季からオリックスに移籍し、4月にプロ初安打を放つと、5月9日には初のサヨナラ打。上昇気流に乗り、首脳陣の信頼も勝ち得て、4試合連続の先発出場だった。