<西武5-10阪神>◇19日◇西武ドーム

 西武涌井秀章投手(26)は大量6失点で、今季最短の4回途中での降板となった。

 4試合連続で白星がなく、中継ぎに回ることが決まった。

 4四死球。四回無死満塁ではストレートの押し出し四球を与えるなど、持ち前の制球力を欠いた。「本来の力を出せれば苦労しない」と苦悩の色を濃くしていた。

 連鎖反応的に後続の投手も制球を乱した。計10四死球で2桁失点し、渡辺監督も厳しい表情だった。