公益財団法人・野球殿堂博物館は17日、平成26年野球殿堂入り記者発表を行い、競技者表彰プレーヤー部門で、野茂英雄氏(45=元近鉄、ドジャースなど)ら3氏が選ばれた。

 ジャケット姿の野茂氏は時折、控えめな笑みを浮かべ、静かな声で喜びを語った。

 -殿堂入りの感想は

 野茂氏

 驚いた。投票する人が記者ということで、現役時代から、あまり仲良くなかったので。米国の殿堂も入れず、日本でも可能性は低いと思っていた。支えてくれた1人1人にお礼が言いたい。

 -現役での思い出は

 野茂氏

 近鉄1年目の初勝利と、メジャーでの初登板が1番の思い出です。初勝利は(当時監督の)仰木さんの誕生日で、一つ勝ってチームの一員になれた。メジャーは自分でやりたいと決め、自分で行動して、夢がかなった日だったので忘れがたい。

 -今後、どのように球界と関わっていくか

 野茂氏

 今も活動しているが、アマ野球の盛り上がりがプロにつながると僕は思う。いい選手がプロに行けるように、アマに携わっていきたい。

 -プロで監督などは

 野茂氏

 今のところはない。

 -日本と米国の野球を近づけた功績について

 野茂氏

 僕があの時メジャーに行かなくても、今のような時代が来たと思う。

 -殿堂入りが発表された1月17日は阪神大震災が起きた日。メジャー1年目だった

 野茂氏

 自分のことで必死で(当時は)震災のことは頭になかった。でもプロとしてプレーで被災された方にいい影響を与えていたのなら、うれしい。