【DeNA村田修一2軍監督】就任1年目V「羊飼い」勝利と育成の両立果たした指導論

DeNAが9月22日、ファーム・リーグ中地区の初代王者に輝きました。2軍の優勝はイースタン・リーグ時代の24年以来2年ぶり。村田修一2軍監督(45)は就任1年目でチームを頂点に導きました。強さの理由は2月1日のキャンプ初日での訓示にヒントが? 勝利と育成の両立を果たした村田2軍監督の指導論に迫りました。

プロ野球

★村田2軍監督が語った主な内容

  • キャンプ初日の訓示「凡事徹底」が生んだ強さ
  • 「羊飼い」と語る独自の指導スタイル
  • ファーム日本選手権へ「勝ち負けは僕が腹をくくる」

◆村田修一(むらた・しゅういち)1980年(昭55)12月28日、福岡県生まれ。東福岡では投手で98年甲子園に春夏連続出場。日大で野手転向し、02年ドラフト自由枠で横浜(現DeNA)に入団。07、08年に本塁打王を獲得し、FAで巨人へ移籍した12年からリーグ3連覇に貢献。17年オフに巨人を自由契約となり、18年はBC栃木でプレー。同年限りで現役引退。NPB通算1953試合、1865安打、打率2割6分9厘、360本塁打、1123打点。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞3度。引退後は19~22年巨人、23、24年ロッテ、25年からDeNAでコーチを務める。今季から2軍監督。177センチ、92キロ。右投げ右打ち。

優勝トロフィーを手に記念撮影に応じるDeNA村田2軍監督(撮影・水谷京裕)

優勝トロフィーを手に記念撮影に応じるDeNA村田2軍監督(撮影・水谷京裕)

「もう1回気持ちを引き締めて」優勝直後も緩まなかった

9月22日の中日戦(横須賀)後のこと。ファーム・リーグ中地区優勝を記念したセレモニーで5度胴上げされ、報道陣による囲み取材を終えた村田2軍監督が首脳陣、スタッフに呼びかけた。何げない一言に強さの一端が垣間見えた。

「反省は常に勝っても負けてもありますしね。1軍はまだ戦いの最中ですから。もう1回気持ちを引き締めて、まだ(1軍に)呼ばれるチャンスはあるよという中で、選手たちを鼓舞しながら残り試合をやっていきたい」

同リーグ2位の巨人の試合が中止となり、試合前に優勝が確定。

「選手たちが大きく飛躍するのを助ける意味ではすごくいいシーズンでした」

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2001年12月生まれ。千葉県千葉市出身。10年に地元球団のロッテが日本一になった瞬間をテレビで見たことがきっかけで、野球の面白さを知る。高校時代は、土日休みだった硬式テニス部に入部し、週末になると野球観戦に出かける日々を過ごしていた。
武蔵大社会学部メディア社会学科を経て、2024年4月に入社。夏の高校野球取材では東東京地区を担当。東東京代表の関東第一が甲子園でも決勝まで勝ち上がり(結果は準優勝)、胸が熱くなった。同年10月から野球部配属となり、遊軍として各球場を転々とした。
25年1月から巨人担当。趣味はドラマ鑑賞、神社仏閣巡りなど。好きな食べ物はラーメン(特に家系)。