日本ハムの「ソフトボーイ」に、春が来た。早大ソフトボール部出身の4年目、大嶋匠捕手(24)がプロ初のキャンプ1軍スタート切符を手にした。

 27日にメンバーの振り分けが発表され、1軍に選抜された。故障明けの選手が多い捕手のチーム事情が味方する追い風もあったとはいえ、まずは1つの壁を越えた。

 「(プロ入り)3年間というのは長かったのか、短かったのか分からないですけれど」と、しみじみ。気後れもなく「栗山監督の近くでアピールできるので、うれしい」とうれしそうだった。