阪神のドラフト1位横山雄哉投手(20=新日鉄住金鹿島)が29日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で新人合同自主トレに参加した。

 「左胸鎖関節の炎症」で出遅れているが、この日も約50メートルの距離でキャッチボールを行うなど順調な回復ぶりを披露した。「腕が振れてきている。状態的にもすごくいい。(故障前の)感覚をキャッチボールから戻していって、段階を踏んでピッチングにつなげていけたら」とプランを語った。故障後は体のケアにより気を使うようになったといい、入浴後のストレッチは恒例になった。「結構時間をかけていろいろやっている。(鳴尾浜には)こういう環境があるので、この環境を生かしてやれることをやっていきたい」。まずは万全な状態に戻すことに重点を置く。